いろはにほへじん

へじんの少し真面目なつぶやき

へじんの19年 part2

こんにちは、へじんだよ。

 

 

 謎のタイミングでへじんの19年part2

ちなみにpart1はこちら↓

maybehyejin.hatenablog.com

  

part1は小6までの話。

ようあんなにベラベラ喋ってるなって感じだけど、今回の話はより長くなりそう笑 おしゃべりへじんともよろしくお願いします( ´ ▽ ` )

 

 

インド人9割のインターナショナルスクールの後に行ったのは、日本の国際系の中高一貫校。それもできたばかりの学校で、へじんで4回生(4期生って一般的にいうのかな?)。新しい学校で、また学校としても初めてのトライが多くって、自分たちのことを実験用のモルモットだとかネズミだとかによく例えてたな笑

 

6年を過ごすことになったこの学校は少し特殊で、校則がない代わりに自分で考えて行動するとか、授業自体がプレゼンやレポート重視ってのがかなりの特徴だったかな。とにかく自分の考えを持つこととそれを伝えることを大切にしてた。

 

もう一つの大きな特徴は帰国子女の多さ。入学試験は一般入試と外国語エッセイの二つに分かれていて、編入試験は外国語エッセイによって帰国子女だけを受け入れてた。ということもあって、入学時には帰国子女が1/3もしないぐらいだけど、卒業時には帰国子女が半分ぐらいになってた笑 一回一般の生徒が5人ぐらいのクラスに入ったこともある笑(するともうクラスの雰囲気がアゲアゲ)

 

 

歴史がないということもあって、新しい伝統を作るのも自分たち!

今は体育祭の時に各色のクラTを作るのが普通なことも、私が中3の時に体育祭委員の先輩たちが頑張ってくれたおかげだし、6年生の文化祭では学年で劇をするってことも自分たちで作った伝統。

 

長期休みの宿題はどっかのコンテストや大会への応募が多くって、優秀賞とかを取ってくる人とかも周りに多かった。

 

課外活動にはすごく積極的で、ボランティアは学校として募集をかけて参加したり、それが癖になって、後期(高校)に入ると自分たちで勝手にボランティアに参加したり、ビジコンに出たりと、勝手にしてた。

 

友達だと、英語でのエッセイ・ディベート・教養問題のコンテストに出場して、国際大会に参加するためにドバイとかシンガポールに行く子とかも多かった。そしてそこでしっかり成果残してくるっていう。

 

学年としては「考えて行動する」をモットーにしてた。今のへじんが考えすぎるのはこれのせいか?笑

 

振り返りも大事にしてたな。

一つの授業でも、大きな行事の後でもなんでも常に振り返りという作業を義務化されて、高校に上がった時からは減ったけど、みんな癖になって振り返るということを今でもしてる。この振り返りっていうものは、過去をしっかり理解することで今とこれからに活かせられることだから今のへじんも続けてる。というか勝手にしちゃう。

 

あとはなんだろうなー。

 

国際系の学校ということもあって、英語の授業には力を入れているところだった。英語の授業はabcから学ぶfoundationクラスと、英語で通常の授業を受ける的なadvancedクラスに分かれていた。へじんはインターナショナルスクールに通っていたこともあってadvancedクラスにいたけど、周りは帰国子女だけだし、本当に大変だった…

 

 

4,5(高1,2)年の時は第二外国語を選択できて、へじんは謎にスペイン語を選択してたな。けど4年の夏から一年ドイツ留学があって、スペイン語の基礎しか勉強してなかったけど。

 

うちの学校は留学にはオープンで、現地でしっかり成績を取ってこれたら、単位を認めてもらえて、帰ってきた後も留年することはなかった。へじんが留学に行った年は、私の学年から12人ぐらいが留学に行ったかな。ただみんなアメリカで、へじんだけドイツ。それもドイツ語力ゼロなのに、中3の終わりに急に行くって言ったから、先生と面談して、めちゃくちゃ心配された笑

 

ここで急にドイツ留学の話が始まるのだけれど。

 

なんでドイツ留学?

めっちゃ正直にいうと、お母さんが留学に行かせたくって、今までフランス語を勉強してたから、フランス留学を提案してくれたけど、フランス語を勉強するのに飽きて、当時の親友がドイツからの帰国子女ってのもあって、かなりテキトーにドイツって選択しちゃったんですね。

でも「人」にすごく興味を持っていて、心理学とか哲学にもすごく興味を持っていたから、その専門のドイツに留学してみるのも楽しいかなって後付けのノリだけど、興味を持った部分もある。

 

そんなんで、超テキトーに準備して、ドイツの田舎にぶっ飛んじゃいました。

 

初めはドイツ語なんて全然喋れなくって、色もドイツ語で言えなかったんだけど、3ヶ月もしたら聞こえるようになって、半年もしたらまあまあ話せるようになってた。人ってすごい。慣れってすごい。

 

ドイツの文化はたくさん刺激を受けたし、たくさんの新しい経験が、よりへじんの中身を深く広くさせたと思う。「経験」で終わりじゃなく、「考える」ってことをし続けたから。

 

留学から帰ってきたへじんは、今まで違和感を感じていた「差別」という社会問題に対して本気で取り組み始めた。

 

高校生のためのビジネスコンテストに参加して起業(?)してみたり、 学校がSGH(super global highschool)認定校だったから研究を援助してもらってイギリスに日本代表で行ってみたり。

 

今振り返ると、この留学から帰ってきた後のへじんは本当に刺激に溢れて、周りの環境もすごく素敵で、だからこそ自分の夢にまっすぐに進み続けられてた。だからこそ、すっごく輝いてたなって思って。

 

あと留学中に差別にすごく落ち込んでた時があって、その時サッカーを通して街の人と仲良くなれたりもして、それで留学帰りにサッカー部のマネージャーして。もうこの時のへじんは留学の時並みに精神的ダメージ受けたんだけど笑 今では笑い話になってるストレスで円形脱毛できたのはこの時の話笑 もう高3の一学期というのに、1/3は保健室で過ごしてた。でも可愛い後輩もできたし、保健室の先生もできたし、自分が人間関係に悩むタイプだって知ったり、こんなにも受容を知らない人がいるんだっていうきっかけにもなったし。良きよき。

 

 

へじんの19年って言って、学校のことを長々と書いたのは、今のへじんの軸を作ったのにまさに影響してるからで。

 

へじんは韓国人だけど、日本人寄り。けどだからと言ってザ・日本人って感じではない。それはへじんが「韓国人」だからでなく、小学校の環境を含めて、本当に色んな文化に触れてきたから。へじんはただの韓国人とも言えないし、日本人とも言えない。ドイツにも影響されてるし、色んな国から来た帰国子女の友達の文化にも影響されてる。それゆえのへじんが今いる。

 

中高が帰国子女半分ってのもあって、意見は遠回しよりはっきりだし、日本のマナーとか礼儀を従うより多様な価値観を理解して受け入れることがメインだった。

  

マジョリティに従うよりは自分の考えを持って選択することも自然に学んだこと。

 

言語の勉強も幼い頃からずっとしていて、やっぱり自分なりに言語を習得する上でのセンスは磨かれたと思うし、逆に言語同士の比較をしたりして文化を理解するのを個人的に楽しんだりもしてる。それを人ともシェアすることで、多文化共生に少しは貢献できたりね。

 

ボランティアやコンテストに出ることで、学校以外の自分の芯を持ったしっかりした人たちにもたくさん会えて、今にも繋がってる。

 

新しいことをすることに恐れはないし、それはドイツ語もできないへじんがドイツ留学なんてしたから。

 

新しい文化に触れることは大好き。それは受容することに慣れて、恐れよりは受容して楽しむことが多くなったから。

 

中高に入ってから磨かれた英語は、今インターンをしたり、旅をしたりすることに大いに役立ってるし、それがある意味今のへじんの生計を成り立たせてる部分はあるのかもしれない笑

 

このフッ軽さゆえに高3なのにインターン応募して、へじんの大1を幸せで満たせてくれたHotelingのメンバーに会えたし。

 

あとは自分の夢に向かって努力を惜しまず走り続ける友達がたくさんいるおかげで、へじんも夢を持って生きれるし、努力したいって思える。

 

 

もうへじんの18年間こんなにのぞいて見たら、へじんがなんでこういう性格なのかわかるよね。

 

そう、こんな素敵な環境にいれたから、へじんはこうなれた。

小学校は置いといても、この中高に通えて本当に良かったと思うし、ここを見つけてくれた親には感謝だし、自分に子供ができて東京に住んでたら絶対ここ通わせたいと思うし、ここより良い環境の中高はないんじゃないのかとか思う。

 

ただ恵まれた環境すぎて、漫画やドラマの世界のキャラクターとかだと思っていた人たちに会った時の対処法を学ぶのにすごく時間が掛かったんだけどね。

 

まあだからこそ、中高の友達のことを本当に心から尊敬してるし、今も自分の夢に向かって頑張れるいい刺激になってるし、何かしらとピュアになれるような感覚も得られる。

 

 

そして6年の中高並みに濃かったのは、この翌年・2016年。大学1年生の時。

喜怒哀楽を感じまくって、振り返ってすごく恋しくなる1年。

今のへじんにも大きく影響している1年。

 

終わり方がわからないし、もっと詳しく書きたい部分もあるけど、

 

じゃあ今日はここで終わり。

またね。