普通の観光に飽きたかな?アート好きがオススメするシンガポールの美術館2選
こんにちは、アート大好きへじんです。
1月のドバイ帰国後、みんなの旅行写真の誘惑を我慢し続けて4ヶ月...。
今年初海外はシンガポールに決定!
ただいまシンガポールにいます!
シンガポールに留学中の友達に案内してもらいながら2日目にて。
美術館に行きました。
アートが好きじゃなかったら、海外旅行中に美術館は行かないよ...って人も多いとは思いますが、シンガポールだから行った方がいいと思いました。
この度オススメするのは
チームラボのシンガポール常設展である、FUTURE WORLD : WHERE ART MEETS SCIENCE
そしてもう一つはNational Gallery Singapore
テイストはかなり違うけど、どちらもとってもオススメしたい美術館でした。
目次
FUTURE WORLD : WHERE ART MEETS SCIENCE
まずはチームラボから。
チームラボは聞いたことがありますか?
現在日本の体験型アートを代表しているとしても過言ではないアート集団です。
東京に住んでいたら、名前はわからなくっても作品は見覚えのあるものばかりだと思います。
例えばBUMP OF CHICKENのアリアのMVはチームラボの「CRYSTAL UNIVERSE」で撮られたものです。
そんなチームラボ、シンガポールに常設展があるんですよね。
シンガポール行ったら絶対行くぞって思っていたので、このタイミングでしっかり見れて良かったです。
常設展にある作品は、実際日本で展示されていた作品もあれば、シンガポール限定(?)のものもありました。
印象深かった作品は2つ。
一つは自分が描いた建物や車、動物が画面に映し出され、一つの作品になっていくもの。
単純に自分が描いたものが実際に動いているのを見るのは楽しいし、なんか自分もアーティストになった気分になれるのも楽しい。
ただ楽しむってのを純粋に楽しめる空間。
絵の下手とか上手いとか関係なしに、自分が描きたいものをどんどん描いてく空間。
五感を刺激しながら純粋に好きを楽しむって感覚。
私たちが忘れてはならないものじゃないかなって。
そしてもう一つ個人的に思ったことは、自らの手で作ったものが社会を構成していくというのを間接的に、また楽しく学べる空間であること。
社会を作っていくのは誰か。
私たちなんですよね。
自分の力で作っていくものなんです。
一人の票が政治を変えるし
一人一人の声が社会の「普通」を変えていくんです。
まあ一度見に行ったことで私も社会を作ってるんだなんて思う人はいないと思うけど、何度もこのような場を経験することは、無意識の学びになっていくんじゃないのかなと思いました。
更に言えばへじんの感想であり、本当にそれを意図したかはわからないんですけどね笑
次に紹介した作品は空から降ってくる象形文字を触ると、本当の絵に変わるってもの。
川の象形文字を触ると、川が流れ始める。
動物の象形文字を触ると、鳥が空を飛んでいく。
この文章では一切素敵さが伝わらないんですけど、実際に見たら大興奮だと思います。
このチームラボの常設展がある場所って、シンガポールって行ったら思い出すマーライオンやマリーナベイサンズがあるとこで、もう大都会。東京の六本木的な。ビルたくさん。
そこで科学を使って自然を体現するってアイロニーって言ったらとてもアイロニーだけどそれがいいなって。
砂漠の中のオアシス的な。
けどそのオアシスも砂でできてる的な。
例えがより意味わかんないけど、そういうことです笑
矛盾って良くないものだけど、多分いい矛盾ってのもあって。
私はチームラボのその隙間っていうか、余白っていうか、それが好きでした。
もうここからは少しの写真で魅力を紹介。
暗すぎて伝わらないけど、伝わらないからこそ確認しに来て欲しい。
ちなみにめちゃめちゃインスタ映えもする。
上野で持てないver.でありました。
これがBUMP OF CHICKENの映像にも使われたCRYSTAL UNIVERSE
お台場でやってた時の方が広かった気がする...?
家族で行きやすい度 : ★★★★★★★
インスタ映え度 : ★★★★★★★★
五感刺激する度 : ★★★★★(あっ、嗅覚は刺激しないかも)
アートの知識必要度 : ★ (ただ純粋に楽しんで!)
National Gallery Singapore
次に紹介するのは、National Gallery Singapore
ラッフルズホテルという観光地から近めです。
2015年にオープンしてばかりのこちらは、迷子になりそうなくらい広く大きい美術館で、見た目はイギリス・ロンドンにあるナショナル・ギャラリーと似てる気がしました。←知らねぇよ!
こちらが広いのにも理由がありまして、元市庁舎と旧最高裁判所だったのです。
実際中を見ると、映画やドラマに出てくるような裁判所の感じの室内で、そこに絵が飾ってある感じ。
もう使わなくなったから美術館として使ってるのかわからないけど、日本も空き家問題やなんなら東京オリンピック後のいろんな施設の利用の仕方に困ってるけど、国が買い取るなりなんなりして、美術館にしたり、博物館にしたり、自由に使える空間として貸し出ししたりしたら良さそう。ちょっと花畑すぎる考えかな...?
中にある作品はですね、チームラボとは違って、めっちゃ普通に一方鑑賞的な(?)美術作品です。だから少々ハードルは高いかも。けどちゃんと魅力伝えるから、待って待って!!
中にある作品はシンガポールと東南アジアのアートがメインです。
常設展と企画展がどっちもあります。
作品鑑賞が苦手な人もいると思いますが、もう心を自由に好きを探して見るといいかなって思います。
ちなみにへじんっていつもどうやって作品を楽しんでるんだろうって思って自分もついでに観察してみたら、
・宗教のストーリーに視点を移す。
・どう描いてる観察する。
・その作品の訴えに自分なりの答えを出したり、それが今の社会とはどう結びつくか考える。
・自分だったらどんな絵を描きたいか想像する。
・新しい刺激を集める。
とかかな。
って意識してるわけではなく、無意識にしてることなので、してない時もあるけど。絵の鑑賞の仕方はまた今度記事で書いてみますね。
好きな作品はたくさんあったのですが、ちょっと嬉しい出会いがあったからシェアすると...フフ
ここシンガポールと東南アジアの作品を集めた場所って言ったじゃないですか。
聞き覚えありません...?
東京と福岡で開催されたサンシャワー展。アートめっちゃ好きじゃないって人もインスタ映えに行ったと思われるサンシャワー展。
その作品があったんですよね。
ちなみにこの作品すごく好きだったんですよね。(小声)
彼の作品もすごく自分のアイデンティティについて考えさせられました。(小声)
この感覚ってなんだろう...。
旅先であった友達に日本で会う的な?笑 正確に言えば逆の状況だけど。
嬉しかったし、君のホームはここかよ!ってなりました笑
サンシャワー展にて東南アジアに興味を持ったり、または行きたかったけど行けなかった人は是非シンガポールのナショナルギャラリーへ!
もちろん(?)
美術に関係ないオススメポイントもたくさん。
一つは歴史的に重要な場所で、1965年に初代首相のリー・クアンユーが独立宣言した場所なのです。シンガポールは歴史が浅い国ではありますが、その数少ない歴史的な場所の一つではないでしょうか。
施設内には、独立宣言書もあります。
↑これ
更に子ども達が実際にアートを体験できるフロアもあって、版画をしたり、探検(?)をしたりできます。
また美術館ということで、観光シーズンであるにも関わらず人がいないいない。人混みが苦手な人にはぴったり。落ち着く...。
そして一番伝えたかったオススメは、屋上!
屋上にバーがあって、のんびりお酒やジュースを飲みながら優雅に景色を眺められるんですけど、
なんと
なんとなんと
マリーナベイがド視野の範囲。
暑い日光から逃げ、冷たい飲み物飲みながら、ぼーっと綺麗な水色の建造物を眺めるのも落ち着くものです。
多分チームラボより行く人全然少ないんで、めちゃめちゃのんびりできると思います。
東南アジアを学べる度 : ★★★★★★★★
ゆっくりのんびり時間を楽しみたい人 : ★★★★★★★
涼しいところからマリーナベイを見たい人 : ★★★★★★★
てなわけで今回はシンガポールの美術館をオススメしてみました。
旅?旅行?中は行った先のオススメポイントを紹介するのもいいかなって思いました。
シンガポールの観光ってかなり限られてるし、美術館に行くのはそういう意味でもオススメに感じます。
じゃあ今日はここまで。
またね!