へじんは日本国民だ。
こんにちは、へじんです。
なんだこのタイトル。
と思って入ってきたのではないでしょうか?
この記事を読む大半の人は、自身が日本国民であることに何も疑いなく、迷いなく、悩みなく、生きてきたと思います。
しかしご存知の通り、へじん。私、韓国人です。日本住み始めて17年を迎える、永住権ゲットだぜっ、しちゃった韓国人です。
自分の国籍を忘れるぐらい日本に長く住んでいるへじんですが、それでも自分が韓国人なのはつくづくと知っています。
差別問題に取り組もうと高校生の頃、法律の部分を少しお勉強していたのですが、たどり着いた憲法。
法の上の憲法。
きっとみんなが知っている以下二つの条文。
日本国憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
日本国憲法第14条
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
これを見た時私は思ったのです。
日本国籍を持たないものは国民であるか?
法が、家族や友達、そして私を守っているか?
まだ学生な私は先生や先輩に聞いてみました。
返事はこう。
「日本の法律はあえて色んな解釈ができるように作られている。だから日本人以外を含むことも、そうでないこともある。」
と。
ふむ…
日本国籍を所有していない者も「国民」であるなら、守られるべき生きる自由。差別されない自由。
そして
法の下の平等と同時に、表現の自由の下行われている差別発言・ヘイトスピーチ
他の国の法律も見た時、どんなに表現の自由だとしても、一部例外があるように、過激なヘイトスピーチは止めるべきでは?
モヤモヤと思いながら、法律の目線からの解決は自分の中でとりあえず保留としました。
そんな私ですが、
今年、
つい最近、
発覚したのです。
いや、これは明確にそうなんじゃね?
そうなのです。
へじんは日本国民である!
いや、へじん、日本国民なんです。
なんかアイデンティティが明確な形で追加された感?
どこで気づいたか。
それは、年金の請求届けです。
はい、去年の12月12日にハタチの誕生日を迎えまして、正式に大人の仲間入りをしました。そして同時に発生する年金を払う義務。
ズバリ国民年金。
国民。
国民!!!!!
へじんは韓国生まれ。
両親どちらも韓国人のピュアな韓国人です。
日本では永住権を持ち、日本のパスポートを持ちません。
日本国籍を所有するためには、帰化申請をしなければいけない韓国人。
明記されている。
これはズバリ国民ではないか!!!
と思ったのです。
そう、へじんは国民です。
要するに、私を含め、非日本国籍所有者・外国籍所有者は、憲法の下、第13条と14条の下、個人として尊重されるべきであり、差別を受けてはならない、と法律的に保証されるのです。
これに気づいた時、へじんの中ではかなりの衝撃がありました。
別に先ほど書いた二つの疑問が湧いてきたからではありません。
差別問題のお勉強を進める中で見た様々なことの中で
「憲法の「国民」に含まれない外国人はその安全が保証されない」
「だから差別をしてもいい」
というような文を読んだことがあるからです。
駄文かもしれない。
けどもしも危険な目にあった時、私の大切なものを守らなくってはならない時、今住んでいる国の法が私の大切な人や私を見放すかもしれない。
もちろん差別は良くないって当たり前なことだけど、「法の下安全を保証されない」ということは、へじんからしたら身の危険を感じます。
安全じゃない。
危ない。
怖い。
けど、国民とわかる。
それだけで少しばかりの身の安全と保証を感じました。
なんかあなたはこの国にいてもいいですよって言われた気もします。
法ってそうじゃないですか。
貴方を守るためにあるものじゃないですか。
その法が貴方には適用されませんよって結構怖いことなんですよ。
本当に
ゾッとします。
でも曖昧な部分もありますよね。もちろん憲法=法律ではないし、法律の方が確実であるのはわかるけど。
そんなこんなで、今回のブログは謎めいてるのですが
要するに
へじんは日本国民だ!
という報告ブログでした!
うれピヨ!
じゃあ今日はここまで!
またね!