いろはにほへじん

へじんの少し真面目なつぶやき

【マンデーニュース】もし親が「娘」ではなく、「息子」を心配したらどうだろう?(映像)

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多くの親が娘の安全を心配してこのように声を掛ける。

 

「家にはいつ帰るの?」

「早く帰ってきなさい。」

「1人で出歩かないの。」

「短いスカートを着ちゃダメ。」…

 

しかし、このような警告と教育は本当に娘を安全にさせるだろうか。

 

Buzzfeed INDIAでは「女性を安全に守る方法:息子をしっかり育てろ」(How to keep women safe : Raise better sons)というタイトルの動画を制作し、18日に公開したにもかかわらず、既に6500回に近い反応、更に2000回近くシェアされ、大きく話題になった。(2017年10月時点)

 

 


下記は親が息子に気をつけるよう掛けた言葉。少々過剰なところもあるが、要点は愛する息子が女性を虐めたり、セクシュアルハラスメントをするような人にならぬよう常に気をつけろという願いだ。

 

「息子よ、1人でいるときは人として持つべき最低限の共感と基本的な倫理観を持たなければならないんだよ。

 

「もし君がとある女性に危害を及ぼすかもしれない気がしたら連絡しなさい。迎えに行くよ。」

 

「あなたのお父さんと私は、あなたが女の子を虐めてないか心配だよ。

 

「クラブに行くのかい?お酒を飲み過ぎてはならないよ。

 

「あなたは男の子達がお酒を飲んだら同意(*性的行為の同意を意味する)をよく忘れてしまうことを知っているよね。」

 

「夜遅くに外を1人で出歩くのがどんなに危ないことか知ってる?誰かに危害を及ぼすかもしれないよ。」

 

暗くなる前に帰ってきなさい。

 

「気をつけて!夜1人で歩く男は社会に危ない存在だよ。」

 

 

 

 

By Sanga Kwak

 

記事原文

만약 부모가 '딸'이 아닌 '아들'을 걱정한다면 어떨까? (영상)

 

日本語訳 : へじん

 

*主に直訳。部分的に意訳。

 

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『MONDAY NEWS / マンデーニュース』とは、他国のニュースを通して一つの物事をより多角的視点で理解しよう、という目的で、へじんが興味持ったニュースを月曜にシェアするというもの。

 

 

へじんコメント

上記の言葉は確かに極端だ。

全ての男性が犯罪予備軍のようにも聞こえる。

しかし今まで女性が被害を受けるかもしれない中で生きてきたこと、それらの言葉を「娘」に書き換えられて両親から掛けられてきた言葉であること、同じ社会を生きているはずだったにも関わらず一方のみが持つ制約であったことを忘れてはならない。

もちろん女性のみでなく、男性にもセクシャルハラスメントの被害者は多くいる。

 

この動画が伝えたいこと。

それは被害者が気をつけても、根本的解決にはならないこと。

加害者を減らす、正しい認識を増やす、それらが実質的であり根本的な解決に繋がること。

そして社会をより豊かにすること。

それを伝えたいのであろう。