セクハラにあって、思った事と考えた事。

こんにちは、ヘじんです。

6月1日お昼過ぎ、へじんはセクハラにあいました。

家に向かう道、新宿のJRから丸ノ内線に向かってる道で、向かい側から歩いてきた男の人は、私の局部に顔を近づけてきて、極視してきました。

少し離れたところで目があって私に近づいてきたため、道を聞くのかとイヤフォンの片方を外してその男の人を見ていたら、その男の人は自分の顔を私の局部と平行になるくらい腰を曲げて近づいてき止まりました。

周りの人は明らかにおかしな様子に私（たち）を見ていました。

その男の人は私を通り過ぎ、次の獲物を探すかのように、女性二人組に同じ姿勢で近づいていましたが、私がずっと睨んでいたのに気づき、私の方向に向いて、

「俺なんもしてねえじゃん！俺触ってねえから！」

というような言葉を堂々と叫んで、悠々とJRの改札の方面に向かって行きました。

何かを言わなきゃ、何かを言わなきゃ

頭の中がいっぱいになって、私が叫べた事は

「キモい」

と言う一言でした。

唯一自分偉かったなって思った事は、その場所に響くぐらい大きな声で叫んだ事。

けどそれが私の最大限でした。

その人の前では絶対泣きたくないって思った気持ちが、怖い、気持ち悪い、嫌だ、謎の恥ずかしいって気持ち、もういろんなことが溢れてきて、丸ノ内線に向かう道で泣きじゃくりました。

丸ノ内線の改札前のインフォメーションが見えて、どうしても言わなきゃって、もし他の人も同じ目にあうのはいやって、インフォメーションに行ったものの、女の人たちを見て気が緩んで、もっと泣いちゃいました。多分連絡してくれたのか、丸の内の駅員さんがきてくれて、相手の特徴を言いJRの方まで確認してもらいましたが、何せ人が最も多いと言われる新宿駅、そのような人は見当たらなかったそうです。

早く家に帰りたくって、家に帰ってお母さんに事情を言い、お父さんに連絡してもらい、新宿の交番にてお父さんが代わりに通報してくれました。

それが今日の一連の流れです。

このブログを書くのは、社会に対する不満でもあり、セクハラに対する考えでもあり、もしセクハラにあって嫌な思いした人がいれば、一緒にいっぱい悪口言って、いっぱいハグしあって、もう少しだけ強くなろうっていう思いからです。

だからまだ書かせてください。

相手の人（とも言いたくない）は、私に向かって堂々と

「俺は何もしてねえだろ！俺は触ってねえ！」

と言うようなことを言っていました。

新宿西口の交番の警察の人によると、触らなくっても相手が不愉快に思えばそれは十分に犯罪になるそうです。

けどそれをまだ知らなかったし、私は最近のニュースを見て、正直その相手の言葉に気を押されました。

最近芸能人の方が未成年の女の子にキスをしたことで、芸能活動を休止しましたね。しかし女の子に向けられる批判の声は大きすぎました。セカンドレイプになる、なんで何もわからないのに知ったかぶって女の子に対して批判の声を上げられるんだろう、私はそう思っていました。

セクハラを受けても、世間の一部は女性を批判しました。

お前も悪かっただろう、と。

最近とある政治家が、「セクハラは犯罪じゃない。」そんな言葉を言っていましたね。民のためにある政治家が、民を守れなくってどうする、私はそう思っていました。

私がこの変なセクハラ行為を受けている中、周りにはたくさんの大人がいたし、男性も女性もいたけど、なんだあいつは、と言う顔を向けられたけど、私の方に駆けつけてくれる人はいなかったです。

でも理解はできます。触ってないし、まだ駆けつけるには曖昧、そのように思ったのでしょうね。

けどこれらのことが全部あの男の人に挑発された中で、私はキモいとしか言えない結果に導きました。

セクハラって叫んでいいのかな

助けてくれるかな

相手はへじんに襲いかかってこないかな

いや、動かなきゃ

口を開け

なんか言わなきゃ

へじんが一番大っ嫌いな行為じゃん

へじんがされたら強く言ってやるっていつも心に決めてたじゃん

けど怖い

どうしよう

みんな見てるのに何も言えない

でも言わなきゃ

大丈夫？口の中から出てくるのは日本語？

から回って韓国語とか出てこない？

出てきたら、へじんの方が悪く言われない？

韓国人だから誰も助けてくれないとかない？

どうしよう

どうしよう

どうしよう

でも言って、へじん、なんか言わないと

それでやっと言えたことがキモいの一言でした。

世間の声は、へじんをこんなにも弱くするんだなって思いました。

へじんは差別が嫌いです。

偏見が嫌いです。

だから夢は多文化共生社会を作ることだし、へじんが率先してもっともっとって思っています。

だから女性軽視問題にも興味あるし、友達とも話すし、どうしたらどうしたらと考えてます。

考えすぎってくらい、自分が無駄に傷つくくらい考えています。

そんなへじんでも

結局できたことはキモいって一言叫ぶことでした。

セクハラなのに、へじんが悪くなったらどうしようって考えてしまわせるような社会。

加害者が堂々となれる社会。

そういう社会に生きてるんだなって思いました。

これがへじんが住んでる国かって思いました。

そういう人もいるのかと

今日は運が悪かったと

そう思って生きればいいと

流して生きた方が楽だと

そう言われます。

けどこんな社会で生きたくない。

こんな社会で傷つきたくない。

こんな社会で私の大切な人が傷ついて欲しくない。

こんな社会で子どもを産んで育てるなんで想像もできない。

もっともっともっと強くなりたい。

それが本音です。

日本は遅れてます。

ヨーロッパはフェミニズムは当たり前の段階に入っています。

隣国の韓国は、フェミニズムに対する制裁が厳しくなり、女性同士がいかに平等な社会を作っていけるか討論し動いています。

日本はなんでこんなに遅れてるんだろうと思いました。

けど日本は好きだし、日本に住みたいし、日本に大切な人たちと生きていきたいし、へじんはもっと変えていきたいです。

どう変えるって、へじんも全然わからない。

けどそう思ってる人が一人でもいた方が安心するじゃん。

女性は男性の性欲のためにあるんじゃない。

男性の花じゃない。

男性のトロフィーじゃない。

嫌だ、辛い、悲しい、苦しい、そう思ってる人に

けど怖いからなんも声出せない人に

へじんもいるから、一人ずつ一人ずつ仲間がいれば大丈夫、変われるって

そう思ってもらえるように。

そう信じられるように。

声を出せるように。

セクハラにあっても、次はもう少し勇気を持てるように。

セクハラがなくなんない

そんなの無理

社会は変わらない

けど社会が変わりにくかったのは、そんなことを言い続ける人のせいで

社会を変えてきたのは、社会は変わるって信じて動いてきた人たちがいたから。

歴史がそう教えてくれてる。

だからへじんは変わるって、力尽きるまではそう信じるし、自分の声で伝えていきたい。

弱者が泣く社会なんて嫌だ。

もうネガティブモード満載だけど、今日は許してください。

どんなに明るい人だって時にはネガティブになる。

今はネガティブ全開でいかせてください。

明日にはまた笑うから。

じゃあ今日はここまで。

次は明るい記事が書けるように。