いろはにほへじん

へじんの少し真面目なつぶやき

『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』観てきました。*spoiler alert*

こんにちは、へじんだよ。

 

 

mondayといえば、movie monday~~~!

 

なーんてね笑

テキトーにつけてみた笑

 

でも月曜というので、観たかったパイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』やっと観てきました♪

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英語のタイトルが

Pirates of the Caribbean / Dead Men Tell No Tales

英語かっこよ笑

 

 

いや、へじんの19年 part2が次やろ!ってなるかもだけど、映画を久しぶりに映画館で観たからには、早めに書きたいなーと思いまして。

 

ちなみにオールするつもりで遅めの時間帯の映画見たけど、やっぱ疲れて帰ろってなって急いで駅向かって、めちゃ疲れた笑 久しぶりに走ったんだよね。運動しなきゃ。

 

あらすじは

魔の三角水域から蘇った"海の死神"、キャプテン・サラザール。彼はジャックに恨みを持っており、長年復讐の機会を待っていました。

それを知ったキャプテン・ジャック・スパロウは、”最後の海賊”だけが見つけることができるという「ポセイドンの鉾」を手にいれようと考えます。

そんななか、かつて冒険をともにしたウィル・ターナーの息子ヘンリーと、天文学者のカリーナが、それぞれの目的から旅についてくることに。

そこへジャックの宿敵バルボッサも現れ、事態はさらに混乱。

はたしてヘンリー、カリーナ、ジャックの3人は無事「ポセイドンの鉾」を手に入れ、目的を果たすことができるのでしょうか。

 

https://ciatr.jp/topics/41605

 といった感じ。

 

ツッコミどころ満載の映画で、ドッキリな部分は苦手だから相変わらずめっちゃびびったけど、笑える部分はめちゃ笑えて、好きな部分は「おっ!♡」ってなって、「はてー。」となる部分もある感じだった。

 

驚きといえば、ジャックのおじさん役がポール・マッカートニーだったのに、気づかなかったこと。かなり出てたのに、海賊の服装だと気付きにくかった笑

 

爆笑どころといえば、もうめちゃファンタジーになってて、ファンタジーとして観るなら好きだけど、急に「えーーーー?!?!?!」ってなっちゃう部分は笑っちゃった。例えば島にキャプテン・スパロウとヘンリーとカリーナが逃げてる時に、海の上をサラザールとその部下が走ってくところはなんかめっちゃ面白かった笑 あとはサメが武器として出てきた時とか、「えっ、それありなん?笑」とか思っちゃったよ笑

 

ツッコミどころかはわからないけど、結構好きだったキャンプテン・バルボッサがあんな感じで死ぬとは思わなかったし、正直そうやって死ななくっても生きれられたんじゃないのかと思った。まあ死に方的に、わんちゃん次作で生き返ってくる可能性もあるなと思ったけど。

 

好きな部分は超単純だけど、ギリシャ神話が出てきたこと!

今回のキーアイテムは「ポセイドンの鉾」。ポセイドンはギリシャ神話に出てくる神様のことで、神々の王・ゼウスの兄でもあり、弟でもある。「兄でもあり、弟でもある」っていう説明の前にギリシャ神話の話を少し。

 

へじんは宗教がすごく好きで、特にストーリーとかは大好きで、神様の名前とかは覚えきれないけど、いろんな宗教のストーリーは面白いのとか超覚えちゃう。その中でもお気に入りはギリシャ神話!多神教の宗教の方がストーリーあって面白いと思ってるんだけど、最近気づいたのは多神教の神様は「絶対神」というよりはそれぞれの役割があって、性格があるからか、人間と同じように「不完全」、そう完璧でないんだよね。だからそこがストーリーを作るし、面白いって思える。例えばキリスト教だと、やはりイエス・キリストは完璧だし、絶対的である。それに比べて多神教ギリシャ神話やヒンドゥー教とか本当に笑っちゃうぐらい人間らしいもん。いいか悪いかは別として、例えばヒンドゥー教のクリシュナは大の女好きの浮気性。あれ、ゼウスと重なってますね笑

 

と、宗教の話は置いといて進みましょう。もう止まらなくなってしまいそう!笑汗

 

ポセイドンは、ゼウスの兄でもあり、弟でもある、について。

ゼウスとポセイドンは正確には6兄弟で、お母さんのお腹から生まれた順番でいうと、ゼウスが末っ子。だからポセイドンはお兄さん。

だけど、ゼウスたちの父親・クロノスは始まりの女神であると同時に大地の神・ガイアから信託を受けていて。クロノスが父親・ウラノスを破って世界の支配権を奪ったように、クロノスの子供も同じくクロノスを破り、世界の支配権を奪うと。

それが怖かったクロノスは、子供が生まれる度に、生まれた子供を飲み込んじゃったの。でも妻のレアはどうしても子供を救いたくって、ガイアに相談をし、最後に生まれたゼウスをうまく隠して育てることができた。結果、ゼウスは成長した後、クロノスに毒的なのがある飲み物を飲ませて、自分の兄弟を吐かせた。ということで、父親の腹のなかから再び世界に出たということで、腹から出てきたポセイドンはゼウスの兄であり、弟でもあるということ!!!

 

「何も映画に関係ないじゃないか!」

ぶっちゃけ話したかっただけかもしれない!笑 誰か神話に詳しい人いませんか?笑

 

まあそんなこんなで、この兄弟たちを中心に世界は守られ、整えられ、進んでいくんだけど、ポセイドンは海の神様!そのポセイドンが持つキーアイテムが三又の矛(トライデント)、映画に出てきた「ポセイドンの鉾」なのです!(やっと繋がった笑)

 

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こちらのトライデント、別に本人が作ったものではないんです。

ゼウス率いるオリュンポスの神々と父・クロノス率いるティーターンの戦い・ティーターノマキアーという戦いがあった。どうやって勝てばいいか迷ったゼウスはガイアから助言を聞いて、幽閉されていたへカンケイルとキュクロープスを救い出す!

それに感謝したキュクロープスがオリュンポスの神々に献上したものの内の一つが、ポセイドンのトライデント。

 

ということなのです。

映画の内容的になんでポセイドンのトライデントなのかって考えたら、簡単に海の神の武器を手に入れたら最強になれる、っていうのはわかるけど、ギリシャ神話使うんだったらもうちょっとギリシャ神話の要素とか、ポセイドンの要素を盛り込んでもよかったのかなーとか、とか、とか、思っちゃったへじんです。ファンタジーになったのならより!笑

 

あっ、でも場所を導く星座の形がトライデントでもあったことと、導いた場所が夜空をかたどってるってことも。船に乗る人にとって、星の存在はすごく大切で、その大切なものが導いた場所に、「夜空」があって、そこに海を制するためのものがある。理にかなってるっていうか、すごくスッキリしてる、ここの部分。

 

 

 話は変わりまして、へじんが「はてー。」と思った部分。それは頭がいい女性は、「魔女」として扱われることに関して。確かに当時、薬を扱えたり、高度な知識のある女性は魔女として扱われていた。何が始まりなんだろうと思って。ましてや、キリスト教文化がある程度浸透してたはずの時にできていて。本当に謎だなと思って、そういうシーンが出る度に、何が始まりだったんだろうな、とか思ってた。

 

 と、こういうのを見るたびに思うことがあって。当時は魔女裁判がおかしいこととは思ってなかった。でも今になってそれは良くないってわかって、しないようになった。

 

 もし私が、もしくは私たちが当たり前だと思っている差別とか偏見があって、それが問題であり、間違いであるとずっと見抜けなかっら?一部の人たちはずっと傷ついているのに、それを知らなかったら? もちろん時代は進み、ほとんどのことはどれが差別や偏見であり、どのような姿勢で受け入れるべきかは知ってる。けど、誰かがいたらどうしようって思うし、気づけなかったことにすごく申し訳なさを感じそう。

 

 ちなみにこの「魔女」とか「魔女裁判」にすごく興味を持った時期があって、めっちゃ本読み漁ったり、絵画探してみまくったりしてたんだけど。その時に読んだ一番オススメの本は「魔女の血をひく娘」。ちょうどへじんが好きそうな本って感じ笑 ということでこの冬にある怖い絵展に行きたい←急笑

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そんなこんなで、色々書きまくったけど、結果面白い映画でした!
もうへじんの思考の流れがバレそうだけど、まあいいや笑

 

 

 

じゃあ、今日はここで終わり。

またね。